“浦端(うらわ)” の例文
ある人の言葉に、ほととぎすは啼(な)いて天主台のほとりを過ぎ、五月(さつき)の風は茅渟(ちぬ)の浦端(うらわ)にとどまる征衣を吹いて、兵気も三伏(さんぷく)の暑さに倦(う)みはてた、とある。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)