洞渓とうけい)” の例文
南蛮の沙摩柯しゃまかが、蛮土の猛兵数万をしたがえて参加するし、洞渓とうけいの大将杜路とろ劉寧りゅうねいのふたりも手勢を挙げて加わったので、全軍の戦気すでに呉を呑み、水路の軍船は巫口ふこう(四川省・巫山)へ
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)