“泥没”の読み方と例文
読み方割合
でいぼつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
城内の町は分らないが、郊外百里の周囲は、まだ洪水のあとが生々なまなましく、田は泥湖どろうみと化し、道は泥没でいぼつし、百姓はみな木の皮を喰ったり、草の葉に露命をつないでいる状態である。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)