“泥沓”の読み方と例文
読み方割合
どろぐつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
田夫でんぷ野人やじんと呼ばれる彼らのうちには、富貴の中にも見られない真情がある。人々は、食物を持って来て玄徳に献げた。またひとりの老媼おうなは、自分の着物の袖で、玄徳の泥沓どろぐつを拭いた。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)