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泥堆
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でいたい
ふりがな文庫
“
泥堆
(
でいたい
)” の例文
船体はうまいぐあいに
泥堆
(
でいたい
)
に乗ったらしくて、意外に
堅固
(
けんご
)
なようすをみせ、吉之丞が案じていたようなことにはならずにすんだ。
呂宋の壺
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
そんなことをくりかえしているうちに、
泥堆
(
でいたい
)
の
返波
(
かえしなみ
)
がさわいでいるところへさしかかった。波に巻かれて、丸太が
際限
(
さいげん
)
もなくまわりだしてとまらない。
呂宋の壺
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
水の中にある船体は、
汐路
(
しおじ
)
に乗って岸へ曳かれているらしいが、
泥堆
(
でいたい
)
にでも乗りあげたら、
一挙
(
いっきょ
)
にバラバラになり、誰も彼れもみな海に投げだされてしまう。
呂宋の壺
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
泥
常用漢字
中学
部首:⽔
8画
堆
常用漢字
中学
部首:⼟
11画
“泥”で始まる語句
泥
泥濘
泥鰌
泥土
泥溝
泥棒
泥水
泥坊
泥酔
泥亀