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法師
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ぼうず
ふりがな文庫
“
法師
(
ぼうず
)” の例文
赤門ではその日がちょうど
休日
(
やすみ
)
であった。お庄はさらに伝通院横にある、大黒の小さいお寺へ行って、そこに出張っている
法師
(
ぼうず
)
に見てもらうことにした。
足迹
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
この晩、お庄は経を読んでいる
法師
(
ぼうず
)
の傍へ来て坐る
隙
(
ひま
)
もなかった。座敷の方が散らかって来ると、丸山の
内儀
(
かみ
)
さんと一緒に、時々そこらを取り片着けて歩いた。
足迹
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
派手な衣を着けて、顔のてらてらしたその
法師
(
ぼうず
)
は、じろじろお庄の顔を見い見い
水晶
(
すいしょう
)
の
数珠玉
(
じゅずだま
)
などを数えていたが、示されたことはあまり望ましいことでもなかった。
足迹
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
帰りに伝通院の横手にある大黒の小さい
祠
(
ほこら
)
へ入って、そこへ出ているある
法師
(
ぼうず
)
について
観
(
み
)
てもらうことにした。法師は
綺羅美
(
きらび
)
やかに着飾った四十近くの立派な男であった。
黴
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
“法師”の意味
《名詞》
(仏教)仏法に精通し、その教えを広める僧侶。
僧形をした俗人。
(出典:Wiktionary)
“法師”の解説
法師(ほうし或いはほっし、のりのし、)は僧侶に対する呼称の1つ。
(出典:Wikipedia)
法
常用漢字
小4
部首:⽔
8画
師
常用漢字
小5
部首:⼱
10画
“法師”で始まる語句
法師蝉
法師武者
法師野
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