“沼島”の読み方と例文
読み方割合
ぬしま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
船が島の蔭へよったので、ここは? といてみると淡路のそばの沼島ぬしまだっていうンで、わっしもあっけにとられました。
鳴門秘帖:05 剣山の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
また現在淡路三原郡に沼島ぬしま村があるのは、野島の変化だとせば、野島をヌシマと発音した証拠となる。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
指を繰ってみると、ちょうど沼島ぬしま沖で四国屋の船が暴風しけをくった日から四、五日後に持ちこんだ勘定になるンです
鳴門秘帖:05 剣山の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)