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油粕
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あぶらかす
ふりがな文庫
“
油粕
(
あぶらかす
)” の例文
『
油粕
(
あぶらかす
)
』に「堂の坊主の恋をする頃、みめのよき後家や旦那に出来ぬらん」とあるごとく、双方とも願ったり
叶
(
かな
)
ったり。
十二支考:04 蛇に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
彼はこの種を蒔いたり植え替えたり縄を張ったり
油粕
(
あぶらかす
)
までやって世話した甲斐もなく、一向に時が来ても葉や蔓ばかし馬鹿延びに延びて花の咲かない朝顔を余程皮肉な馬鹿者のようにも
子をつれて
(新字新仮名)
/
葛西善蔵
(著)
油粕
(
あぶらかす
)
をしめ上げるようにしぼり上げられて、大事なものをなくしてしまう。下士官になる。その傾向に、ますます磨きをかける。そして善行章を三本も四本もつけて、やっと兵曹長です。
桜島
(新字新仮名)
/
梅崎春生
(著)
“油粕”の解説
油粕(あぶらかす、油糟)は、アブラナなどの農作物から油を搾り取った残渣である。
主に肥料として、一部は家畜の飼料として使われる。
日本で流通している油粕は菜種から油を採った菜種粕(なたねかす)が多い。他に綿の種から油を採った綿実粕(めんじつかす)、茶実から油を採った茶実粕(ちゃじつかす)、大豆の実から油を採った大豆粕(豆粕)などがある。かつては、胡麻や荏胡麻の実から採ったものも用いられた。
(出典:Wikipedia)
油
常用漢字
小3
部首:⽔
8画
粕
漢検準1級
部首:⽶
11画
“油”で始まる語句
油
油揚
油断
油然
油壺
油画
油蝉
油斷
油火
油単