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河面
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かわもせ
ふりがな文庫
“
河面
(
かわもせ
)” の例文
佃島
(
つくだじま
)
では例年の通り
狼烟
(
のろし
)
の
稽古
(
けいこ
)
の始まる頃とて、夕涼かたがたそれをば見物に出掛ける屋根船
猪牙舟
(
ちょきぶね
)
は秋の
木葉
(
このは
)
の散る如く
河面
(
かわもせ
)
に漂っていると
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
両国橋の橋間は
勿論
(
もちろん
)
料理屋の立並ぶあたり一帯の
河面
(
かわもせ
)
はさすがの
大河
(
だいが
)
も
込合
(
こみあ
)
う舟に
蔽尽
(
おおいつく
)
され、流るる水は
舷
(
ふなばた
)
から
玉臂
(
ぎょくひ
)
を伸べて杯を洗う美人の酒に
湧
(
わ
)
いて同じく酒となるかと疑われる。
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
河
常用漢字
小5
部首:⽔
8画
面
常用漢字
小3
部首:⾯
9画
“河面”で始まる語句
河面口