“沙美麿”の読み方と例文
読み方割合
さみまろ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その時来た勅使(安倍沙美麿さみまろ)が、「朝なさなあがる雲雀になりてしか都に行きてはや帰り来む」(巻二十・四四三三)という歌を作ったのでそれに和したものである。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
なお、その三月三日には安倍沙美麿さみまろが、「朝ななあがる雲雀ひばりになりてしか都に行きてはや帰り来む」(同・四四三三)という歌を作っているが、やはり家持の影響とおもわれるふしがある。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)