沈落しずみお)” の例文
のくらい歩いただろう、もう日は大和路のな菜の花のなかに、きわめて派手な光琳式こうりんしきの真赤な色に沈落しずみおちてしまってから、急いで私は淋しい古い街にある宿へ着いた。
菜の花物語 (新字新仮名) / 児玉花外(著)