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汽艇
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ランチ
ふりがな文庫
“
汽艇
(
ランチ
)” の例文
たとえば今、宮島口駅の改札を出たとたんに、かなたの桟橋には、連絡
汽艇
(
ランチ
)
が出かけている。
随筆 新平家
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そこで、彼等は一人一人静かに
舷梯
(
げんてい
)
を
陸
(
お
)
りて行ったが、最後の一人が
汽艇
(
ランチ
)
に納まったのを合図に、憲兵達はソレッとばかり一斉に跳びかかって、彼等に手
梏
(
かせ
)
をはめてしまった。
ラ・ベル・フィユ号の奇妙な航海
(新字新仮名)
/
モーリス・ルヴェル
(著)
遠ざかつてゆく ひとつの白亜の
汽艇
(
ランチ
)
雪
(新字旧仮名)
/
高祖保
(著)
はしゃいでいるうちに、一隻の
汽艇
(
ランチ
)
が横付けになって、一人の港役人が船へ上って来た。
ラ・ベル・フィユ号の奇妙な航海
(新字新仮名)
/
モーリス・ルヴェル
(著)
飛びこむとたんに、
汽艇
(
ランチ
)
は桟橋を離れる。旅行中、こんなふうに、時々、駆け足をさせられるのは、愉快な日課である。老いらくの旅路も、うたた童心の汗にぬれ、修学旅行を思い出す。
随筆 新平家
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
「ええ、
此方
(
こっち
)
もそのつもりで、
汽艇
(
ランチ
)
に平服憲兵が待ちかまえています」
ラ・ベル・フィユ号の奇妙な航海
(新字新仮名)
/
モーリス・ルヴェル
(著)
“汽艇”の意味
《名詞》
汽 艇 (きてい)
蒸気機関で動く小型船。
(出典:Wiktionary)
汽
常用漢字
小2
部首:⽔
7画
艇
常用漢字
中学
部首:⾈
13画
“汽”で始まる語句
汽車
汽船
汽笛
汽鑵
汽罐
汽罐車
汽
汽缶
汽車賃
汽缶車