“江月”の読み方と例文
読み方割合
こうげつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
例えば、江月(こうげつ)和尚のごとき、原伯茶宗のごとき、あるいは、一茶(いっさ)の書なんぞは、そんなことをいって宜しいと思います。
よい書とうまい書 (新字新仮名) / 北大路魯山人(著)
そう仰っしゃらずにといいながらも強(し)いては争わず、もうそのことは忘れたように、江月(こうげつ)照ラシ松風(しょうふう)吹ク、永夜(えいや)清宵(せいしょう)何ノ所為(しょい)ゾと悠々(ゆうゆう)たる調子で吟じた。
蘆刈 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
指南間(しなんま)ともいえるであろう、まず床には狩野派の清洒(せいしゃ)な細軸(ほそもの)、江月(こうげつ)の書額(しょがく)、螺鈿彫(らでんぼり)の千鳥棚、隅には琉球朱(りゅうきゅうしゅ)の机、中ほどには華やかな鍋島絨毯(なべしまじゅうたん)が敷かれてあって
牢獄の花嫁 (新字新仮名) / 吉川英治(著)