“汐焦”の読み方と例文
読み方割合
しおや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
が、そのあとは、なにかたのしまぬ色だった。かぶとを脱ぎ、汗などふいた。そして、ふたたびかぶとはかぶらず、汐焦しおやけした汗塩の面を、夕陽が射るままにさらしていた。
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)