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水行
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みずぎょう
ふりがな文庫
“
水行
(
みずぎょう
)” の例文
……皿小鉢を洗うだけでも、いい加減な
水行
(
みずぎょう
)
の処へ持って来て、亭主の
肌襦袢
(
はだじゅばん
)
から、
安達
(
あだち
)
ヶ原で血を
舐
(
な
)
めた
婆々
(
ばばあ
)
の
鼻拭
(
はなふき
)
の洗濯までさせられる。
卵塔場の天女
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
そして
水行
(
みずぎょう
)
を済してからゆっくり晩飯という段取は、講中には誂向きに出来ているがお
相伴
(
しょうばん
)
の私には、千松ほどでなくとも
可
(
か
)
なりつらい辛抱でありました。
木曾御岳の話
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
ここにはこともなげに書いてあるが、冬の最中に、百日も百五十日も
水行
(
みずぎょう
)
をする、そういうことは、剣術遣いの勝なればこそやれるが、おれにはできぬ、なかなか荒行をやる。
大菩薩峠:40 山科の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
大いに稼ぐけれども、貧乏直しに百日間の
水行
(
みずぎょう
)
などをやらなければならなかった。
安吾史譚:05 勝夢酔
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
“水行(
垢離
)”の解説
垢離(こり)とは、神仏に祈願する時に、冷水を浴びる行為のこと。水垢離(みずごり)、水行(すいぎょう)とも言う。
垢離は漢語には見当たらず、純粋な和語と考えられている。
(出典:Wikipedia)
水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
“水行”で始まる語句
水行場
水行末
水行水