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氣狂
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きちが
ふりがな文庫
“
氣狂
(
きちが
)” の例文
新字:
気狂
彼が泣き聲で「あのジエィン・エアの畜生」がまるで
氣狂
(
きちが
)
ひ猫のやうに自分に飛びついたんだと話し始めるのが聞えた。が、彼はむしろ荒つぽく
遮
(
さへ
)
ぎられた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
それがだんだんかわつて
尾
(
を
)
が
出
(
で
)
てきました。おたまじやくしになつたのです。
男蛙
(
をとこかへる
)
はそれをみると
氣狂
(
きちが
)
ひのやうになつて
怒
(
おこ
)
りだしました。
鯰
(
なまづ
)
の
子
(
こ
)
をうんだとおもつたのです。
ちるちる・みちる
(旧字旧仮名)
/
山村暮鳥
(著)
半時間沈默反省したとき、私の行爲が
氣狂
(
きちが
)
ひじみてゐたこと、そして自分からいやがる境遇と他からいやがられる境遇の
慘
(
みじ
)
めなことを、わかつた時の氣持ちを表してゐたらう。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
すると
鮫
(
さめ
)
が「おい、みんな
此
(
こ
)
の
氣狂
(
きちが
)
ひを
來
(
き
)
てみろ」
ちるちる・みちる
(旧字旧仮名)
/
山村暮鳥
(著)
「おや、まあ、ジョンさまに飛びかゝるなんて、何んて
氣狂
(
きちが
)
ひ沙汰でせう。」
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
氣
部首:⽓
10画
狂
常用漢字
中学
部首:⽝
7画
“氣狂”で始まる語句
氣狂沙汰