気軽きがろ)” の例文
旧字:氣輕
お勢はその時奥坐舗に居たが、それを聞くと、狼狽うろたえて起上ろうとしたが間に合わず、——気軽きがろに入ッて来る昇に視られて、さも余義なさそうに又坐ッた。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)