“氏規”の読み方と例文
読み方割合
うじのり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
扱いは、北条美濃守氏規うじのり。これは家康が幼時、今川家に質子ちしとなっていた頃、共に質子として同家にいた幼な友達である。これ以上の口きき人はない。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
併し城主の北条氏規うじのりは、北条家随一の名将として知られて居る程の人物だから、四万四千の寄手も相当に苦戦である。流石の福島正則みたいな向う見ずの大将も、一時、退却したくらいだ。
小田原陣 (新字新仮名) / 菊池寛(著)