“うじのり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
氏規50.0%
氏教25.0%
氏範25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
併し城主の北条氏規うじのりは、北条家随一の名将として知られて居る程の人物だから、四万四千の寄手も相当に苦戦である。流石の福島正則みたいな向う見ずの大将も、一時、退却したくらいだ。
小田原陣 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
氏教うじのりに子がなかったので宝徳三年五十一で東氏を継ぎ、下野守となった。東野州とうやしゅうと呼ばれる所以ゆえんである。
中世の文学伝統 (新字新仮名) / 風巻景次郎(著)
その御先手ごせんてには、ぜひ、せがれ範資のりすけ貞範さだのり氏範うじのりらの若者輩わかものばらをお使い願わしゅう存じまする
私本太平記:11 筑紫帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)