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殿後
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しんがり
ふりがな文庫
“
殿後
(
しんがり
)” の例文
「いや。
時稀
(
ときたま
)
殿後
(
しんがり
)
を勤めることもあるよ。しかし然ういう時は却って重いから、矢っ張り早くやって貰う方が宜い」
嫁取婿取
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
三人の青年は新聞社の先輩と話しながら
殿後
(
しんがり
)
を勤めた。田川の伯父さんは尾崎さんを案内しながら
村の成功者
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
と一
疋
(
ぴき
)
呉れた。名前を連ねて書く場合のように順次不同という奴で乗って来たものだから、
殿後
(
しんがり
)
を勤めていた田鶴子さんは何時の間にか俥を止めて買物をしたのだった。
ぐうたら道中記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
尾崎さんの一行が大滝を後にして百間橋へ向った時、三人の青年は又
殿後
(
しんがり
)
を勤めた。
村の成功者
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
一番
殿後
(
しんがり
)
が男の子で間もなく小学校と縁が切れる。先頭の長男俊一君は去年帝大を卒業して、もう勤め口にありついている。長女は三年前にお嫁に行った。二人片付いた勘定だが、未だこれからだ。
嫁取婿取
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
▼ もっと見る
と正晴君は立ち止まったが、
殿後
(
しんがり
)
の奥田君がもう追いついていた。
負けない男
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
三人は又々
殿後
(
しんがり
)
に戻った。
村の成功者
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
“殿後”の意味
《名詞》
軍隊の殿(最後尾)。
最下等。
(出典:Wiktionary)
殿
常用漢字
中学
部首:⽎
13画
後
常用漢字
小2
部首:⼻
9画
“殿”で始まる語句
殿
殿軍
殿上人
殿上
殿御
殿様
殿樣
殿方
殿堂
殿中