段畑だんばたけ)” の例文
S村は四方を山にとざされ、ほとん段畑だんばたけばかりで暮しを立てている様な、さびしい寒村であったが、その陰鬱いんうつな空気が、探偵小説家を喜ばせた。
(新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)