“残香”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
のこりか50.0%
のこりが50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すばらしく鼻のきく袋猫々のことであるから、辻々に到れば、すなわち鼻をひくひくさせて、今福嬢の残香のこりか漂い来る方向を、嗅ぎあて、その方向へひたすらにすっとばしたのであった。
いとふくよかに温臭ぬるくさ残香のこりがの中に吐息しつ。
東京景物詩及其他 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)