“歸札”の読み方と例文
読み方割合
きさつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
汽車で歸札きさつするとして、遠藤が臨時道會の終りを待つて再び旅行に出かけるまでは、ぼんやりしてゐなければならない。
泡鳴五部作:04 断橋 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)
義雄はそこを出て北海メール社へ行き、自分の歸札きさつを報告がてら天聲に會つた。そして
泡鳴五部作:04 断橋 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)
遠藤は臨時道會が召集される爲め一旦歸札きさつする必要が出來たので、長濱技手は勿論、義雄も共に歸路につかなければならないのだが、ここから歸るのも、十勝とかちへまはつて帶廣停車場へ出るのも
泡鳴五部作:04 断橋 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)