“きさつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
気殺50.0%
貴札33.3%
歸札16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つんざいた木隠の気殺きさつ
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
先日は失礼致そうろう。あれより予定の通り阿波あわの鳴門徳島を経て去月二十五日帰洛きらく、二十九日御差立の貴札きさつ昨夜披見ひけん致候。
蓼喰う虫 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
汽車で歸札きさつするとして、遠藤が臨時道會の終りを待つて再び旅行に出かけるまでは、ぼんやりしてゐなければならない。
泡鳴五部作:04 断橋 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)
義雄はそこを出て北海メール社へ行き、自分の歸札きさつを報告がてら天聲に會つた。そして
泡鳴五部作:04 断橋 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)