歳末さいまつ)” の例文
さすがに戦時せんじであって、まちは、いつものれとちがい、べつにかざりもなくてさびしかったのです。それでも歳末さいまつ気分きぶんだけは、どこにかただよっていました。
とびよ鳴け (新字新仮名) / 小川未明(著)