“歩趨”の読み方と例文
読み方割合
ほすう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかして今や人類の旅行はすでにこの郷里に達せんと欲するの時節なり。いわゆる時節到来の日なり。その歩趨ほすうのいっそう快活に赴きしはもとより論をまたざるなり。
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
たとい歩趨ほすうの間隔において争うことがあっても、それは同一の目的に早く近づこうとするための競駆であって、互に長短を交換補償する利益こそあれ、恨を遺しきずとどむる力争的の行為でないことを