“此程中”の読み方と例文
読み方割合
このほどちう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
するに苗字めうじつき新藤市之丞にても有まじと云にお政否家主いへぬしの名は承まはらず又當人の名も當時はかはり居るならんが此程中このほどちうあひし時には以前の名前新藤市之丞とばかり申をりしなりと云に久兵衞は彌々いよ/\しめたりと思ひ夫では内儀樣少し胡亂うろんなお咄しなり家主の名も知ず當人たうにんの名前も分らぬとは
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)