“此境”の読み方と例文
読み方割合
こゝ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まして此境こゝが冬になつて氷雪の時にあへば、岩壁四圍悉く水晶とこほり白壁と輝いて、たゞ一條とこしへに九天より銀河の落つるを看る、その美しさは夏季に勝ることは遠いものであらうが、今は
華厳滝 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)