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正本
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しょうほん
ふりがな文庫
“
正本
(
しょうほん
)” の例文
「
霜夜鐘
(
しもよのかね
)
」の
正本
(
しょうほん
)
以来、わたしは芝居の正本や筋書を読むのを好むようになったが、どうも普通の芝居見物にゆくのは気が進まなかった。
明治劇談 ランプの下にて
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
この
正本
(
しょうほん
)
が『歌舞伎新報』に掲載された時には、やはり「熱海土産雁皮玉章」となっていたのであるが、それでは八字になる。
明治劇談 ランプの下にて
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
髪結いさんの娘からも常磐津の稽古本を借りて来て読み明かした。しかもわたしの最も悩んだのは、芝居の
正本
(
しょうほん
)
というものを容易に見られないことであった。
明治劇談 ランプの下にて
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
むかしの
正本
(
しょうほん
)
風に書くと、本舞台一面の平ぶたい、正面に朱塗りの仁王門、門のなかに観音境内の
遠見
(
とおみ
)
、よきところに銀杏の立木、すべて浅草公園仲見世の
体
(
てい
)
よろしく
半七捕物帳:10 広重と河獺
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
“正本”の意味
《名詞》
(せいほん)法令上の権限ある者によって作成された原本と同じ効力を持つ謄本。
(せいほん)裁判所で書記官が判決原本に基づき作成した文書。
(せいほん)転写や複写などの原本。
(しょうほん)根拠となる文書などの原本。
(しょうほん)省略されていない完全な本。丸本。
(しょうほん)浄瑠璃で太夫が使用する節回しや仮名遣いを記した本。
(しょうほん)台本。脚本
(出典:Wiktionary)
正
常用漢字
小1
部首:⽌
5画
本
常用漢字
小1
部首:⽊
5画
“正”で始まる語句
正
正午
正直
正面
正月
正気
正体
正鵠
正宗
正行