歎息なげき)” の例文
つねにとこしへの球の調しらべにあはせてしらぶる天使等いまだうたはざりしさきには、我に涙も歎息なげきもあらざりしかど 九一—九三
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
我等これによりて物言ひ、これによりて笑ふ、またこれによりて我等に涙あり歎息なげきあり(汝これをこの山の上に聞けるなるべし) 一〇三—一〇五
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
われ終りまで善き歎息なげきを延べたるにより、天はまづ門のそとにて我をめぐる、しかしてその時の長さは世にて我をめぐれる間と相等し 一三〇—一三二
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)