櫓足ろあし)” の例文
二丁櫓にちょうろのあとが、はばびろい櫓足ろあしをひいて、走るように対岸の町をさして遠ざかってゆくのだ。もうけんかどころでなかった。
二十四の瞳 (新字新仮名) / 壺井栄(著)