標目みだし)” の例文
その標目みだしの下へ、何よりも先に==待人きたる==と……姓を吉岡と云う俊吉が書込んだ時であった。
第二菎蒻本 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
公子 おお、それだ、字書のように、江戸紫で、都路と標目みだしが出た。(ひらく)あとを。
海神別荘 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)