“槍瘡”の読み方と例文
読み方割合
やりきず100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
典厩は、痛ましげな目をらして見送った。道鬼入道のからだには、すでに幾つかの槍瘡やりきずや弾傷が認められた。
上杉謙信 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
矢瘡やきず槍瘡やりきず、すでに手がきかない。急ぐほど、手はみだれる。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)