“榑正町”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くれまさちやう50.0%
くれまさちょう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
明和四年に大湫が四十歳を以て江戸に入り、榑正町くれまさちやうに寓した。大湫は未だ居を卜せざる時、平洲と同居した。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
抱沖はその子春沂しゅんきで、百俵寄合よりあい医師から出て父の職をぎ、家は初め下谷したや二長町にちょうまち、後日本橋にほんばし榑正町くれまさちょうにあった。名は尚真しょうしんである。春沂ののち春澳しゅんいく、名は尚絅しょうけいいだ。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)