“業広”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぎょうこう50.0%
げふくわう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
多紀安琢あんたくおなじく元佶げんきつ、伊沢柏軒、山田椿庭ちんていらが病牀びょうしょうに侍して治療の手段を尽したが、功を奏せなかった。椿庭、名は業広ぎょうこう、通称は昌栄しょうえいである。抽斎の父允成ただしげの門人で、允成の歿後抽斎に従学した。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
椿町は当時二十一歳、枳園よりわかきこと一歳であつた。椿町又椿庭に作る。名は業広げふくわう、通称は昌栄しやうえいである。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)