“椴”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とど75.0%
ドド25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちょうど目の前にあった直径五寸位のとど松の若木の植林したものを指しながら、あれでも二十年位はかかっているのだからと嘆息するのであった。
米粒の中の仏様 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
物質から来る連想の例では「居風呂すえふろの屋根」「とどひのき」「赤い小宮」と三つ続くようなのがある。
連句雑俎 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
高七千三百九十五尺(神奈川県測量ニ拠ル下同)山中深高ニシテツガドド山毛欅ブナナラノ属喬鬱森立シ、樹皆蒼古、老蘇之ヲ覆ヒ、人跡殆ド絶シテ、猟夫モ到稀ナリト云フ。
秩父の奥山 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)