“椴子”の読み方と例文
読み方割合
どんす100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
無用の大怪我おおけがばかりして、またこの道にも特別の興ありと見えて、やめられず椴子どんすのまわしなどして時々ゆるんでまわしがずり落ちてもにこりとも笑わず
新釈諸国噺 (新字新仮名) / 太宰治(著)
「慾張ってるなあ。———呉絽なら三本だが、椴子どんすなら二本しか上げられませんよ」
蓼喰う虫 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)