“椰子蟹”の読み方と例文
読み方割合
やしがに100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
暑い暑い、どんな色の白い人でも、三日もおればぐ黒ん坊になる程暑い南洋の島々には椰子蟹やしがにがおります。椰子蟹て何? 椰子の実をべる蟹です。
椰子蟹 (新字新仮名) / 宮原晃一郎(著)
入っているとすると、猫か、小犬か、それとも椰子蟹やしがにででもあろうか。いよいよこの家は、化物屋敷になったと思い、カタカタ揺り動く壺を、楽しく眺め暮した。
俘囚 (新字新仮名) / 海野十三(著)