“検案（けんあん）” の例文

旧字：檢案

其処には児を抱いた若い女が児と同時（いっしょ）に死んでいるのを、晋陽の府廨（やくしょ）から来た吏（やくにん）が検案（けんあん）しているところであった。廷章は狂気（きちがい）のようになって叫んだ。

竇氏 (新字新仮名) ／ 田中貢太郎(著)

医師の検案（けんあん）の結果、頭部の打撲による内出血のために死んだものであることがわかった。

誰が何故彼を殺したか (新字新仮名) ／ 平林初之輔(著)

“検案”の意味

《名詞》

形跡や状況を調査、考察すること。

医師が死体の死因などを医学的に調べること。
(出典:Wiktionary)

“検案”の解説

検案（けんあん、英: External examination on Clinical autopsy）とは、医師が死体に対して、臨床的に死因を究明する作業。医師法19条に基づき死体検案書を交付しなければならない。犯罪性の有無に関わらず、外傷性なのか、病死なのか死因を医学的・臨床的に評価することである。画像検査・血液検査等も含めて臨床的に判断する。オートプシーイメージング（AI：画像検死）等も含まれる。
(出典:Wikipedia)

検	常用漢字 小５ 部首:⽊ 12画
案	常用漢字 小４ 部首:⽊ 10画