森端もりはな)” の例文
池について庭裏の森端もりはなまで進み、おおちの大樹の下闇の露もしとどなところにしゃがみこんでいると、月影も透かさぬほど密々と幹をりあった森の木の間から
うすゆき抄 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)