“森春濤”の読み方と例文
読み方割合
もりしゅんとう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今彼我ノ二書ヲ比較スルニ東武ノ詩人大沼枕山おおぬまちんざんノ事ニ関シテハ彼ハ我ニ比シテヤヤ簡略ナリトイヘドモ中京ノ詩人森春濤もりしゅんとうノ事ニツキテハはるか精緻せいちヲ極メタリ。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
ところが私の親父おやじは半面森春濤もりしゅんとう門下の漢詩人で晩年には「北越詩話」という本を三十年もかかって書いており、家にいるときは書斎にこもったきり顔をだすことがなく
石の思い (新字新仮名) / 坂口安吾(著)