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棘
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はり
ふりがな文庫
“
棘
(
はり
)” の例文
時化
(
しけ
)
つづき西風強く、夜は絶えて
漁火
(
いざり
)
すら見ね、をりをりに雨さへ走り、稲妻の
青
(
さを
)
の
映
(
うつ
)
りに、
鍵形
(
かぎがた
)
の火の枝の
棘
(
はり
)
ひりひりと
鋭
(
と
)
き光なす。其ただちとどろく
巻波
(
まきなみ
)
。
観想の時:――長歌体詩篇二十一――
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
時化
(
しけ
)
つづき西風強く、夜は絶えて
漁火
(
いざり
)
すら見ね、をりをりに雨さへ走り、稲妻の
青
(
さを
)
の
映
(
うつ
)
りに、鍵形の火の枝の
棘
(
はり
)
ひりひりと鋭き光なす。そのただちとどろく巻波。
観相の秋
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
“棘”の解説
棘(とげ、刺、朿)は、生物または人工物の表面における、固く頂点の鋭い円錐形の突起のこと。生物体または人工物を保護する役割で存在することが多い。また、比喩的に心に傷を与えるような言動に対して「棘のある」という言い方もする。前者の棘も後者の棘も、必要以上に多いと思われるときは「とげとげ」という擬態語で修飾される。
(出典:Wikipedia)
棘
漢検1級
部首:⽊
12画
“棘”を含む語句
荊棘
棘々
棘立
荊与棘塞路
棘然
枳棘
荊棘何無情
棘皮
空棘魚
棘蛇
空棘魚科
苛棘
茅棘
草棘
荊棘中
荊棘何妬情
荊棘路
鉤棘
頑石叢棘
𦮯棘
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