トップ
>
棒切
>
ぼうきれ
ふりがな文庫
“
棒切
(
ぼうきれ
)” の例文
ふと、一人が足を入れかけると、いきなり真っ暗な闇の中から、皿や、茶碗や、炭や、
棒切
(
ぼうきれ
)
が飛んで来た。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
二人は、
蝗
(
いなご
)
のように壁にとびついた。そして
棒切
(
ぼうきれ
)
みたいなもので、暗い壁をつついていたが、どうしたものか、にわかに壁をとおしてさっと一
条
(
すじ
)
の光がとびだした。
人造人間エフ氏
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
……これを見ると、
羨
(
うらや
)
ましいか、
桶
(
おけ
)
の蔭から、むくと起きて、脚をひろげて、もう一匹よちよちと、同じような
小狗
(
こいぬ
)
は出て来ても、村の
閑寂間
(
しじま
)
か、
棒切
(
ぼうきれ
)
持った
小児
(
こども
)
も居ない。
みさごの鮨
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
棒
常用漢字
小6
部首:⽊
12画
切
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
“棒切”で始まる語句
棒切様