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梅渓
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ばいけい
ふりがな文庫
“
梅渓
(
ばいけい
)” の例文
画家の田崎
梅渓
(
ばいけい
)
と妻女のお菊は、奥で——といっても、六畳一間、やぶれ障子と、屑屋も逃げるような雑器のほか、何物もない。——暗然と、顔を見あわせて
田崎草雲とその子
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
これは
元
(
げん
)
の
成宗
(
せいそう
)
の
大徳
(
だいとく
)
十一年
梅渓
(
ばいけい
)
書院の刊本を以て底本としたものである。
尋
(
つ
)
いで手に
入
(
い
)
ったのが『千金要方』の宋版である。これは毎巻
金沢文庫
(
かなざわぶんこ
)
の印があって、
北条顕時
(
ほうじょうあきとき
)
の旧蔵本である。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
葛飾
(
かつしか
)
の中川は、
御留川
(
おとめがわ
)
だった。いわゆる禁漁区域で、将軍家の御用網のほかは、打てないことになる。でこの川筋には、
魚鱗
(
ぎょりん
)
の光りが押し合っている。これには、
梅渓
(
ばいけい
)
も一口のって
田崎草雲とその子
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「酒席の小亭は、まだ彼方の
梅渓
(
ばいけい
)
をめぐって、向う側にある眺めのよい場所だよ」
三国志:05 臣道の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
梅渓
(
ばいけい
)
餓鬼草紙
(
がきぞうし
)
の中に住む
田崎草雲とその子
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
梅
常用漢字
小4
部首:⽊
10画
渓
常用漢字
中学
部首:⽔
11画
“梅渓”で始まる語句
梅渓卿
梅渓家
梅渓右少将