“梅坡”の読み方と例文
読み方割合
ばいは100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたくしは枕山がこの年庚午の夏古河の客舎にあったことを、たまたま忍藩の人寺崎正憲の『梅坡ばいは詩鈔』という書の題詩によって知るを得た。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
このごろ佐藤一斎のてつ佐藤梅坡ばいはといふもの此に来て教授す。天民大窪酔客も亦来遊すといふ。此日天赫々なれども、山間の駅ゆゑ瘴気冷然たり。行程八里きよ
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)