“案事(あんじ)” の例文
二百文出して馬喰町まで案内(あんない)を連(つれ)てぞ歸りけるまた親分長兵衞は長八が今日は商賣の出初なれども少しは屑を買得(かひえ)たかと案事(あんじ)らるれば樣子を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
爲(す)る成ん此事病氣の中にも案事(あんじ)られ少しなりとも手助けと思へど叶はぬ病の身我さへなくば何方へなりとも縁付(えんづい)て此苦勞はさせまじきものを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
上(あげ)ても片便(かただよ)り若しや生別(いきわか)れにも成らんかと夫のみ心に懸(かゝ)れりと袖に涙の玉霰(たまあられ)案事(あんじ)暮(くら)すぞ道理(だうり)なり偖妹のお富は名を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)