“桃溪”の読み方と例文
読み方割合
とうけい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それは外の道ではない、カンブーロン(桃溪とうけい)のサンワイラム(間道)を通り抜けて行けばきっとやすやすと向うへ出ることが出来ます。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
間道を通っていわゆる桃溪とうけい街道を通って帰る事になりましたが、これは後に聞いて見ますとやはりその男が私にいて来た事までは探偵が行届いて居らんようです。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
どうせ前世ぜんせ羯摩カルマ業力ごうりき)の結果、まぬかれぬ因縁いんねんがあればブータンの間道を取ろうが桃溪とうけいの間道を取ろうが、運命は一つであると考えたからで、幸い事を誤らずにここまで着くことが出来た。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)