トップ
>
柿紅葉
>
かきもみじ
ふりがな文庫
“
柿紅葉
(
かきもみじ
)” の例文
竹藪
(
たけやぶ
)
の色、
柿紅葉
(
かきもみじ
)
、
芋
(
いも
)
の葉、
槿垣
(
むくげがき
)
、熟した稲の
香
(
か
)
、すべてを見るたびに、なるほど今はこんなものの有るべき季節であると、生れ返ったように
憶
(
おも
)
い出しては
嬉
(
うれ
)
しがった。
思い出す事など
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
そうしてモンスーンのないかの地にはほんとうの「春風」「秋風」がなく、またかの地には「
野分
(
のわき
)
」がなく「
五月雨
(
さみだれ
)
」がなく「しぐれ」がなく、「
柿紅葉
(
かきもみじ
)
」がなく「霜柱」もない。
連句雑俎
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
真っ赤な
柿紅葉
(
かきもみじ
)
に、
時雨雲
(
しぐれぐも
)
のあいだから、鈍い冬日が
映
(
さ
)
してくる。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
柿紅葉
(
かきもみじ
)
濞かみ浪人
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
柿
常用漢字
中学
部首:⽊
9画
紅
常用漢字
小6
部首:⽷
9画
葉
常用漢字
小3
部首:⾋
12画
“柿紅”で始まる語句
柿紅