柴薪しばまき)” の例文
そしてそんな幻想と思い出に取憑とりつかれながら、彼の夢は、その晩江州浅井の山里の、誰が家の小屋とも知れぬ戸もないひさしの下に、柴薪しばまきや漬物桶などの間に挟まって、深々と睡り落ちていた。
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)