“某妓”の読み方と例文
読み方割合
あるおんな100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
某夜あるよ、築地の待合まちあいへ客に呼ばれて往った某妓あるおんなが、迎えの車が来ないので一人で歩いて帰り、釆女橋まで往ったところで、川が無くなって一めんにくさ茫茫ぼうぼうの野原となった。
築地の川獺 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)